BELL & ROSS(ベル＆ロス)-腕時計 評判
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【BELL & ROSS】 ここが良い点・悪い点！ 【ﾚﾋﾞｭｰ131件】
工業デザイナーのブルーノ・ベラミッシュと経営学を専門とするビジネスマンのカルロス・A・ロシロが、“自分たちの理想の時計"を目指してパリで創業した。
当初は、独自技術を有するジンと技術提携。
1998年にはシャネルとパートナーシップを結ぶなど、独自の展開によって早くから世界規模のブランドヘと成長を遂げる。
こうした変遷は、本格的な機能のなかに洗練さを感じさせる、ベル&ロス特有のデザイン基盤へと活かされた。
その結果時計界だけでなく、ファッション業界人からも注目を集めるブランドとなっていく。
「ヴィンテージ」(1998年)や「ジュネバ」(2001年)など、初期の代表作で一定の評価を獲得。
2002年にはシリコンオイルでケース内部を満たすことで耐圧性を高め、1万m以上の防水性能を達成したハイドロマツクスでギネス記録も樹立した。
そして、2005年に発表した「BR01」シリーズで一気にブレイク。
航空機の計器盤にインスピレーションを得た視認性の高い角型パイロットウオッチの誕生によって、新生ベル&ロスを印象づけたのだ。
現在、BRシリーズは、航空計器をベースに開発された直径46mmの「BR01」と、直径42mmの「BR03」、これにマリーン仕様の「BR02」を加えた3つのラインで展開されている。
これに初期の代表作をマイナーチェンジした「ヴインテージ」シリーズから「WWl」「WW2」「BR126」などが加わり、幅広い展開を見せている。
ベル&ロスの特徴は、豊富なラインナップのなかでも1型ごとにコンセプトがあり、例えば同じBRシリーズでも針やインデックスの素材を変えるなど、見比べて初めて分かるこだわりが満載。
カラーダイアルや凝った意匠の限定品を数多く発表するなど、コレクター心をくすぐるモデルも多く、時計ファンを常に楽しませ続けている。
ヴィンテージBR126 スポーツヘリテージ Ref.V-BR126.SPORT.HERITAGE
47万2500円
民間航空が台頭しはじめた1960年代の空気感をディテールの隅々に表現。クラシックな丸型ケースに、無反射コーテイングを施したドーム型サファイアクリスタルを組み合わせ、インデックス&指針にはサンドカラーの夜光を施している
BR03-92 ファントム Ref.BR03-92.PHANTOM
43万500円
42mm四方のスクエアケースを特徴とするアビエーションコンセプトのオールブラック・ファントパ仕様。4つのビスがケースを構成する複数のパーツを固定し、100m防水を確保。
BR03‐92 ゴールデンヘリテージ Ref.BR03-92 GOLDEN HERITAGE
43万500円
昨年のWW2で好評だった、ザラツキ感のある赤茶けた黒文字盤を登用した新作。ブラウンの天然レザーを組み合わせ、指針にはサンドカラーの夜光を施す。ベル&ロスらしいミリタリーテイストも楽しめる。
ヴィンテージWW1-97 Ref.V-WW1-97
44万1000円
1920年代のパイロットウオッチヘのオマージュとして製作されたWW1(Wrist Watch 1)のパワーリザーブ仕様。ワイヤータイプのラグが、懐中時計から腕時計への移り変わりを想起させる。
自動巻き、Cal ETA2897。懐中時計から腕時計への過渡期を再現し、ラグにその特徴が表現されている。ケース径45mm。SS。5気圧防水。
ヴインテージWW2 レギュレーター ヘリテージ
61万1000円
１９３０〜４０年代に爆撃機の乗組員が使用した大型時計を称えて、２０１２年に製作。航空機の位置や速度を計算するのに欠かせない分表示が強調されたレギュレーターモデルで、ノッチ付きの両方向回転ベゼルを使えば任意の時間を簡単にマークできる。オリスのビッグクラウンと目的は同じで、高高度で飛行中に凍てついた手でも、革グローブを着けたまま操作できるよう、大型の回転ベゼルの形状は滑り止めのため大きく波打っている。ラグもオリジナルと同様に可動式のため、大型ケースでも手首にぴったりとフィットするのだ。機能に裏付けられたデザインは、時代を経ても色褪せない。細部まで手抜きのないモデルだが、唯一ネックとなるのが値付けだ。ムーブもデュボア・デプラ社製のスタンダードなものだし、機構的にも素材的にも、決して正規価格が６０万円を越えるモデルではないはず。乗りに乗っているブランドだけに、勢いのままに売れてしまうのだが、購入の際はしっかり検討が必要だ。
BR02 オレンジ
61万9500円
1000m防水のプロ用ダイバーズ。インデックスはアラビア数字とドットがあり、後者を「プロダイアル」と呼ぶ.隙のない人間工学デザインはフィット感も抜群。新作のカラーは他にブルー。自動巻き。SSにブラック・コーティング。サイズ44mm。1000m防水。
BR03‐92 ファントム
42万円
近年発表されて大人気となり店頭に並ぶこともなかった「ファントム」。あえて視認性を抑えたインビジブル仕様のモデルに直径42mmの新タイプが登場。500本ほど製作し完売して終了予定。自動巻き。SSにブラック・コーティング。サイズ42mm。1000m防水。
BR01 ゴールド インゴット
299万2500円
ピンクゴールドのケースを採用し、文字盤まですべてソリッドゴールドというゴージャスな逸品。文字盤に刻まれた細かなピラミッド状の模様が豪華さを盛り上げる。自動巻き。
18KPG。サイズ46mm。1000m防水。世界限定250本。
BR01 エアボーンⅡ
59万2500円
自動巻き、Cal ETA2892。ケースサイズ46×46mm。SSに特殊加工を施して経年変化を表現し、フラック部分はPVD加工を施している。10気圧防水。
BR01 エアボーン トゥールビヨン
65万8500円
手巻きレギュレーター。トゥールビヨン、パワーリザーブ表示、プレシジョン表示。ケース・サイズ46×46mm。DLCカロエのチタニウム。5気圧防水
BR01アルティメーター
52万2500円
航空機のコックピット計器からインスパイアされた2012年発表の3モデルのうち、「高度計」を文字盤に再現した1本。3時位置の日付は気圧計を模したデザインで、2枚の回転ディスクで表示される。インデックスの書体や針形状、「ALT」の文字なども本物そっくりだ。世界限定999本。
コックピットの計器から発想された３モデルとはこの「高度計」のほか、航空機を水平に保つための「姿勢指示器」、旋回中の飛行姿勢を示す「旋回計」が、それぞれモチーフになっている。いずれも本物の計器の特徴が巧みに文字盤に取り入れられており、デザイナーであるブルーノ・ベラミッシュの力量が存分に発揮された秀作ばかりだ。とくに高度計のグラフィカルな特徴を、ビッグデイト表示で置き換える独創性に感服。アラビア数字インデックスの書体や時分針の形状も、高度計を思わせる。マットブラックＰＶＤ加工のケースは、太陽光の反射をカットして視認性を高めた計器パネルに着想したものだ。ギミックとしては楽しいが、１年も経てば友人に自慢するのにも飽きる。そして、ほとんど使わなくなってしまう。数万円の時計ならそれも許せるが、５０万円クラスの時計では損失も大きい。また、将来的に売ろうした際には、ベル＆ロスのリセールバリューの悪さが響いてくる。
BR S ホワイトセラミック
29万4000円
BRシリーズに、女性用の小ぶりなタイプが新登場。ケースはセラミック製でホワイトの他にブラックもある。日付表示も省略された極めつけのシンプルさが特徴。クォーツ。セラミック。サイズ39mm。100m防水。
BR01-94 プロ チタン
94万5000円
軽量で強靭なチタン・ケースを採用したBR01のクロノグラフ。スレートグレーのダイアルに太く白い蓄光塗料のインデックスが視認性を高めている。自動巻き。クロノグラフ、日付表示。Ti。直径46mm。1000m防水。世界限定100本。
BR ミニュター トゥールビヨン
時価
近年発表のトゥールビヨンが大好評で60本を完売。ファントム・トゥールビヨンも18本すべて売り切れという。フライバック付きミニュターを装備。手巻き。パワーリザーブ3日間。18KPG。縦44×横50mm。100m防水。
BR グランド ミニュター
時価
弁護士を依頼した場合、6分間を1として費用を算出するという。それに応じた60分計と10時間計を複合する“ミニュター"搭載。ケースはDLCコーティング。手巻き。パワーリザーブ10日間。チタン。縦44×横50mm。100m防水。
BR02 クロノグラフ
82万9500円
プロフェッショナル・ダイバー向けのBRシリーズ第2弾。ケースはステンレスにブラックコーティング。内部に侵入したヘリウムを除去する自動減圧バブルを装備。インナーベゼルに逆回転防止機構を搭載し、誤操作を防止する。自動巻き。SS。サイズ44mm。500m防水。
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