CHRONOSWISS(クロノスイス)-腕時計 評判
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1980年頃、スイス機械式時計の産業は、クオーツ時計の台頭によって大打撃を受けていた。この状況に危機感を覚えたのが、かつてタグ・ホイヤーでクロノグラフのリペアやオリンピック計時機器を手がけてきた時計師のゲルト・R・ラングだった。
彼は、1983年に伝統の時計製造技術を継承すべくドイツのミュンヘンに工房を設立。翌年に発表した機械式のムーンフェイズ付きクロノグラフにより、時計界にデビューする。
1987年に発表した初のオリジナルウオッチ「レギュレーター」で独自性を発揮。1992年には特許技術を組み込んだ「クロノグラフ・ラトラバント」で高い技術力を世界に発信した。
1990年代に入ると、創業者の心配をよそにスイスの機械式時計が復権。それでも時計開発への情熱は冷めることなく、2001年の世界初のレギュレーター式自動巻きクロノグラフ「クロノスコープ」など、意欲的に新製品を発表する。
こうして確固たる独自性を作り上げたクロノスイスは、いまも創業者と同じくスイス時計の伝統を愛する人々に親しまれている。
無類の要好きである、クロノスイス創業者ゲルト・R.ラング氏。
自らも愛車ジャーXK120を駆ってヴィンテージカー・ラリーに出場し、優勝するほどの腕前だ。
その彼の趣味性が炸裂した驚くべき新作が「リスト・マスター」と名付けられたモンスター。
本来、ラリー車のダッシュボードに取り付ける時計とタイマー(ストップウォッチ)のセットを、そのまま腕時計に仕立ててしまったもの。
これはもともと「ボードマスター」として販売していたモデルだが、そのスタイルを、そのまま腕時計に変換してしまったというわけだ。
「私の過去23回のバーゼル出展の中で、ここまで逸脱した時計はなかったのではないか」とは本人の弁。
確かに凄い。
それぞれ直径40mmのタイムピースが2個、縦40mm、横幅88mmの巨大なプレート上にセツトされ、これに特製のハンドステツチ入りクロコダイル・ストラップが装着されている。
もちろん機能面にまったくの妥協はない。左側にしつらえられた時計はセンターセコンドの3針タイプ。
これはETAのCal.2892-A2ベースで6時位置に日付表示入り。右側のストップウォッチは、ETA/ValjoUXのCal.7750をベースとしながらも、時分針をあえて取り付けず、完全なタイマーとしてのみ機能する、実に贅沢な仕様である。
現在のところ、わかつているのはこれだけ。
今後、時計を交換可能としてバリエーションの変化を楽しめるようにできれば、といつた計画もあるようだが、詳細は不明。
いずれにせよ不変の信念に基づく時計作りが世に認められたことに出来する自信が、この遊び心溢れる作品を生んだ原動力に思えるのだ。
レギュレーター30 Ref.CH2813-CB
89万2500円
創業30周年を記念した世界300本限定のレギュレーター。コインエッジ、オニオンリューズ、ラグ形状など、伝統のスタイルが満載。
シリウスオートマティック Ref.CH2893-CB
49万3500円
コレクションで初となるデイト表示付きの自動巻きセンターセコンド仕様。21のパーツで構成されたケースとレッドコールドカラーの針&インデックスが上品な雰囲気を醸し出している。
リスト・マスター
225万7500円
まさに腕上のモンスター。自動巻き、Cal.CH2703(Cal.CH2803、とCal.CH7503で構成)。時分針、日付(以上、CH2803)。ストップウォッチ、30分計、12時間計(以上、CH7503)。SS、サイズは縦40×横88mm。30m防水。
ツァイトツァイヒェン・エディションⅢ
588万円
「ツァイトツァイヒェン」とはな独語で「時報」。それと同時にクロノスイス創業25周年を告ける華麗なスケルトンウォッチの名称でもある。彫金パターンは4種。本作はフルスケルトンの「ドラコン」。手巻き。18KRG。直径44.00×厚さ13.45mm。3気圧防水。世界限定33本。フォルツハイム在住の彫金師ヨンヘン・ベンツィンガー氏とのコラボレーション作。ユニタスキ・ャリバーをベースに華麗な装飾が施されている。
ツァイトツァイヒェン・エディションⅡ
588万円
「エディションI」は、植物モチーフでフル・スケルトン。「エディションⅡ」(本作)は、植物モチーフで一部がスケルトン。日本には各型1~ 2本を販売。手巻き。18KRG。直径44.00×厚さ13.45mm。3気圧防水。世界限定33本。
レギュレーター24
231万円
クロノスイスの原点「レギュレーター」(時計師が標準時計として使用した時計)。創業25周年を祝い、当時を思わせる手巻きが復活。Cal.C112(マーウィンCal.700ベース)。18KRG。直径40.0×厚さ7.6mm。3気圧防水。世界限定625本。
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