ENICAR(エニカ)-腕時計 評判
【ENICAR】 みんなの評判! 【レビュー165件】
【ENICAR】 バイヤーの辛口コメント! 【レビュー89件】
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現在、この名前を知る人は少ないが、第2次世界大戦後日本で人気を博した時計が土星のマークのエニカだ。
ブランド名である「ENICAR」は、創業者であるAriste Racineの苗字を逆さに綴ったものである。
1854年に創設され、スイスの時計業界で最も古いブランドの一つである。
第一次世界大戦、エニカの懐中時計はその精度と視認性の高さが高く評価され、ドイツやフランスのヨーロッパの愛好家によって支えられた。
その後、ヨーロッパだけでなく、アジアへも進出を果たし、エベレスト登山隊のクロノメーターとして過酷な気象条件下において誤動作などすることなく、その耐久性を証明した。
中国などアジアの様々なイベントやスポーツ大会において採用され、世界中にエニカの名を知らしめた。そして、今もなお、その高い品質は継承され、老若男女、多くのファンに支えられている。
ワールドタイム
時価
黒のベゼルに赤のアクセントがきいたシェルパ・シリーズの自動巻きワールドタイムは、終戦後の時計店のショーウインドーで異彩を放っていた。それまで日本の市場ではみることがなく、また他にも見られないハードウオッチとして、強烈な印象を与え、男たちの憧れの時計となった。そしてヒマラヤを思い出させるシェルパという名前も久しく忘れていた冒険を男たちに思い起こさせたのだった。文字盤の外周には24時間目盛りの付いた回転盤があり、また回転式のベゼルには世界中の43の都市名が記されている。リュウズは右下で、その上のボタンで文字盤の24時間目盛り盤を回転させ、赤い針は24時間で1周する。この時計は1950年代後半から60年代にかけて作られたものと思われる。1964年の東京オリンピックを記念してセイコーがワールドタイムを発表するまでは、日本ではワールドタイムは非常に珍しかった。これはまさに戦後の新しい時代を象徴する時計であった。
Ref.955-385M
3万2000円
1854年、ラシン家によって創設されたスイスの時計メーカー、エニカ社は、1910年代にフランス、 ドイツを始め、ヨーロッパ大陸のほとんどの国で鉄道用時計として採用されたことで有名だ。また、アメリカ空軍に軍用時計を供給していたこともあり、その正確無比な性能が多くのユーザーの支持を得、プロのパイロットやダイバー、レーサーなどがこぞって愛用した。1956年にはエベレスト探検のスイス隊員用に、1959年と1960年には南極探検のための日本越冬隊の公式時計として採用され、極端な温度の変化にも対応できる時計として、ますます工二カ社の知名度は世界中に広がった。現在エニカ社は、多品種・少量生産をポリシーに、多くのラインナップを揃え、ユーザーの嗜好の個性化やファッション化に応えている。そのため年間約300種類のモデルを開発し、その内60種類ほどを製品化。1975年クオーツを採用して以来、 より小さく、より薄くなったムーブメントを活かして様々なデザインの時計を開発し続けている。このRef.955-385Mは、50m防水機能が付いたドレス・ウオッチだ。
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