VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)-腕時計 評判
【VACHERON CONSTANTIN】 みんなの評判! 【レビュー761件】
【VACHERON CONSTANTIN】 バイヤーの辛口コメント! 【レビュー83件】
【VACHERON CONSTANTIN】 ここが良い点・悪い点! 【レビュー100件】
創立以来237年を経る、世界で最古の時計メーカーといわれるバセロン・コンスタンチンは、限定一流品の名のもとに少量生産制を敷いている。
部品はすべて人の手によって完全に仕上げられ、調整され、管理される。
バセロン・コンスタンチンの時計職人の伝統と技術を証明する"ゼネバ・スタンプ"と呼ばれる刻印がある。
ムープメントの最も良く見える所に刻まれるジュネーブ州の刻印である。
これはスイス・クロノメーター検定の精度基準より高く、またジュネーブの誇り高い時計職人たちの伝統を維持するのにさわしい時計の基準として広範囲に規約が定めめられた検定である。
古くから数々の栄誉を授かっているバセロン・コンスタンチンの時計には、アンティークであっても現行モデルであっても、伝統的なデザインの美しさ、技術面のクオリティの高さなどが伺える。
かつての時計職人は、ただ技術力が高いだけでなく、数学や天文学、物理学にも明るい人物が多かったという。彼らが自然光に包まれた屋根裏部屋をアトリエとしていたことから、人は時計職人のことを、尊敬の念を込めて“キャビノティエ"と呼んでいた。
そして、ヴァシュロン・コンスタンタンの創業者であるジャン‐マルク・ヴァシュロンも、そう呼ばれていた時計職人の一人だった。
1755年|こ工房を開設し、 1770年|こは最初の複雑機構を備えた複雑時計を製作。この時計に採用されたマルタ十字は、現在のブランドのシンボルにもなっている。
1819年には、創業者の孫であるジャック‐バルテルミーと、事業拡大に貢献することとなるフランソワ・コンスタンタンが現社名を考案。
同年には、「できる限り最善を尽くす。そう試みることは少なくとも可能である」という、後のモットーになるメッセージも、フランソワ・コンスタンタンによって残されている。
コンプリケーションウオッチの名手として知られており、1906年には鐘の音で分単位の時刻を報せる「ミニッツリピーター」を、1935年には部品点数800個という超絶モデル「グランド・コンプリケーシヨン」と、数々の歴史的名作を発表。
近年でも時計界屈指の複雑腕時計「トゥール・ド・リル」を創業250周年の節目に発表した。
現行コレクションは、独自性豊かな、シックで格調高いラグジュアリー系が中心となっている。
2011年に125周年を迎えたジュネーブ・シールを取得し続ける確かな品質もあって、世界各国のセレブリティにファンが多い。
2012年には、自社のトノー型ウオッチ100年の伝統を受け継ぐ「マルタ」を一新するなど、時計の発展とともに歩んできた最古参ブランドらしい伝統を重んじた時計を開発し続けている。
創業から250余年という、い歴史と伝統を持つヴァシュロン・コンスタンタンが、最も大切にしているのは、イノベイティブ(革新的)であること。
伝統を守っていくだけでなく、常に時代をリードすることこそが、名門の証なのである。
今年は新シリーズとして「ケ・ド・リル」がスタート。
川岸を意味する名称は、ジュネーブのローヌ川に面する本社社屋をイメージしたものだ。
ケ・ド・リルの特徴は、部品を組み合わせて″パーソナライズ″できるユニークなケース構成。
ラグやケースサイドなどケースを構成する全7種のパーツを、チタン、パラジウム、ピンクゴールドの3素材から選択して自分なりのコンビケースを作る仕組みで、そのパターンは数千にも及ぶ。
これだけのバリエーションが楽しめる時計となると、店頭であれこれと想像しながら選ぶということは実質的に不可能に近い。
そこでヴァシュロン・コンスタンタン側が400種類の組み合わせを厳選し、それを世界100店舗(日本は約10店舗)に導入する専用のコンピュータ端末を操作しながら、モニター上で好みのコンビネーションを探っていくことになる。
それ以外にも革新的なポイントはある。例えば、トランスパレント化したダイアルに入れられた非常に細かなマルタ十字のマーク。
さらに、紙幣を作る際に用いられる透かし技術を利用して、サファイアクリスタル・ガラスにレーザー刻印を入れている。
これは年々増えている贋作ウオッチに対する防止策。
業界全体が直面する危機に対しても、いち早く取り組む姿勢を見せ、名門の衿持を見せている。
これもイノベイティブな姿勢の表れといえるだろう。
最高級の作品を挙げるならば恐らくスケルトンのミニッツ。リピーターとスケルトンのトゥールビヨン・ウォッチである。 さらに,デサイン兼製作チームによって、同社のヒストリカルな記念作品の内、1930年代の作品に基づいたジャンピング・アワー・ポケット・ウォッチも製作された。
この時計のダイアルには、バセロンのウォッチには欠かせない人事な特徴である、籠を編んだようなホブネイル(太鼓鋲)仕上げが施されている。この他、同社の目玉であるフィディアス・コレクションにも新しいデザインが登場している。
パトリモニー・トラデイショナル・スモールセコンド Ref.82172/000P-9811
308万7000円
直径38mmのクラシックサイズに、落ち着いたデザインの文字盤を組み合わせたパトリモニー トラディショナルに、プラチナケースのスレートグレーダイアルが新加入。ブランドのプレステージ性がシンプルに楽しめる。
パトリモニーコンテンポラリーポケットウォッチ Ref. 82028/000R-9708
403万2000円
2009年に発表された限定プラチナ製ポケットウオッチのビンクゴールドバージョン。搭載するのは2針仕様の自社製手巻きCal.4400。直径43mmの繊細な作りのケースに上質さが漂う。
パトリモニー・トラディショナル・クロノグラフ Ref.47192/000R-9352
504万円
同社の時計作りの最も純粋な伝統に根ざしたバトリモニーのクロノグラフ。古典主義を集約したノープルなラウンドケース内部には、コラムホイールを備えた手巻きCal.1141を搭載する。
マルタ・スモールセコンド Ref.82130/000R-9755
222万6000円
自社のトノー型ウオッチ100周年を記念して、2012年に誕生。小振りなラグに柔らかな曲線を描くケースライン、サンドシルバーの絶妙なダイアル色が独特のエレガンスを醸し出す。
ケ・ド・リル デイ/デイト&パワーリザーブ オートマティック
598万5000円
サンプル用のデイデイト。3種類の全て使っており、素材ごとの光沢感の違いを楽しみたい。トランスパレント化したダイヤルから覗くパーツ類の仕上げも美しい。自動巻き、Cal.2475SC/1。直径41mm。ケースは複雑に組み上げられており、パーツの素材を変えることで、様々な表情を見せる。センスを問われるだけに、購入時にはかなり悩むが、それも楽しみの一つ。ちなみにオールチタンなら504万円、パラジウムは598万5000円、18KPGは535万5000円となっている。
コメモレーション 日本限定 2008
535万5000円
毎年リリースされ完売必至の日本限定モデルは、今年が20作目.クラシックと装飾技術の粋を集めており、息をのむほど美しい。ケース直径38mmのメンズモデルが40本。30 mのレディスモデル(388万5000円)は20本製作される。Cal.1120SQ。自動巻き。18KRG。30m防水。
クロノメーター ロイヤル
451万5000円
昨年は限定モデルとして登場したが、今年からレギュラー化。ディテールはほとんど変更なく、12の表記が赤から黒になったくらい。エナメル・ダイアルの独特の質感を楽しみたい。自動巻き。18KRG。直径39mm。 C.O.S.C認定クロノメーター。
オーヴァーシーズ・クロノグラフ
399万円
限定モデルとして発売していたピンクゴールド×チャコールグレー・ダイアルのコンビがレギュラーモデルに。この艶めかしい配色が今年のトレンドだ。アリゲーター・ストラップのほかに、ラバー・ストラップも標準装備する。Cal.1137。自動巻き。18KPG。直径42mm。150m防水。
オーヴァーシーズ デュアルタイム・ダイヤモンド・セット
441万円
人気モデルにダイアル・バリエーションが追加。グラフィカルなインデックス表示と豪勢なダイヤモンドベゼル(計88個)、そしてホワイトアリゲーター・ストラップを組み合わせて、革やかさを極めている。Ca l.1222SC。自動巻き。18KPG。直径42mm。150m防水。
マルタ・トゥールビヨン レギュレーター
1921万5000円
100年近くかけて培ってきたトノーケースの美しさを生かした複雑モデル。12時方向に時分針をオフセントしたことで、デザインがモダンに。毎時1万8000振動のトゥールビヨン・キャリッジは秒針も兼務。Cal.1790R。手巻き。18KPG。縦49.9×横39.9mm。30m防水。
デイト
378万円
新たにスタートする新シリーズ「ケ・ド・リス」は、3種類のパーツからケースを組み上げていくスタイルだが、単一素材で仕上げることも可能。透明ディスクを利用した清潔感のあるデザインも秀逸だ。CAL.2475SC/1.自動巻き。18KPG。直径42mm。日常防水。
角型フーテッドタイプ
95万円
このモデルは1940年代に製造された、14金ケースのフーデッドタイプである。スクエアなケースにツートーンダイアル、さらにスモールセコンドまでもスクエアで、格式高いエレガントなデザインである。
角型ティアドロップ・ラグ・タイプ
110万円
スイス、ジュネーブに、"カビノチェ"という言葉がある。カビネーと呼ばれる屋根裏の仕事場で仕事をする誇り高き時計職人たちのことである。バセロン・コンスタンチンの創立者も典型的なカビノチェであった。そして2代目、3代目と3代におよぶ誇り高いカビノチェによって1世紀に渡って運営された。1890年代には、スイスで行われる数々のコンクールで輝かしい功績を残している。1955年には創立200年を記念して、「世界で最も薄い1.64mm手巻き時計」を、そして1967年にはムーブメントの厚さ2.45mmの自動巻き時計を発売したりと技術面においてもその功績は記録に残されている。そしてバセロンの商標マークである「マルタ十字」は1880年に定められている。ここに紹介するモデルも、古くから伝統を重んじてきたバセロンの名にさわしく、美しく柔軟なフォルム、そしてアールデコ調が漂うようラグとリュウズのバランスはとても良い。また、ダイアルのシンプルかつ気品の込められたデザインが全体を引き締めている。素材に18金イエローゴールドを使用した1945年に作られたモデルである。
リベルテ
150万円
バセロン・コンスタンチンの歴史はとても古く、1755年、ジュネーブで時計作リが治まっている。創立者である、ジャン・マルク・バセロンはただ純粋に優れた時計を作ることに情熱を燃やす生粋の時計職人であった。その結果、美しく、高品質の時計が生まれ、その後も2代目アプラハム・バセロン、3代目ジャック・バルセレミイ・バセロンと続き、創立当初の伝統が引き継がれバセロンの名はスイスの最高級時計メーカーとして有名になった。そして1819年、共同経営者にフランソワ・コンスタンチンを迎え、バセロン・コンスタンチン社として大きく発展した。技術畑のバセロンに対し、コンスタンチンは営業面で手腕を発揮した。1895年~1898年まで4年連続ジュネープ天文台の精度コンクールで1位を獲得、1896年にはスイス博覧会で最初の金メグルを受賞するなど、輝かしい歴史を持つ。
2世紀以上に渡って、伝統的な手工業と職人気質を守るバセロン・コンスタンチンの時計は、デザイン、品質において劣ることはなく、今もなおその伝統が時計に息づいているのである。
オーヴァーシーズ オートマティック
66万8000円
ウァシュロンコンスタンタンのスボーツラインを象徴するモデル、オーウァーシーズのファーストジェネレーション。1970年代に第1世代が登場しているパテックフィリップのノーチラスオーデマピゲのロイヤルオークなどに比べるとやや発表が遅く、96年が初出となる。
ドレスウオッチに比肩する作り込みと9mm厚の薄型ケースを実現しつつ、デコラティブな造形によリスポーティな雰囲気を感じさせるのが魅力的だ。ムーウメントはジラール・ベルコ製の3100をベースにしたCal.1310を搭載。バーインデックス仕様のほか、アラビアインデックス仕様が展開されているアラビアインデックス仕様はプリントだが、バーインデックス仕様はポリッシュされたアップライトインデックスを配置。エイジングした夜光マーカーがヴィンテージ感を醸す。ヘアライン仕上げをベースにした鋭角なケースと、ブラントのシンボルであるマルタ十字をかたどったポリッシュベセルが美しいコントラストを生み出す。
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