TUDOR(チュードル)-腕時計 評判
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ロレックスの弟ブランドであるチュードルは、1930年代当時のロレックス社社長のハンス・ウィルスドルフが、マーケット拡大のために作ったブランドだ。
ロレックスのテイストを残すために彼が採用したのは、今やロレックスの代名詞ともなったオイスターケースを使用することだった。
イングランド王を輩出した名門チューダー家から取ったブランド名「チュードル」は、トレードマークも同様に、チューダー家の紋章である「ザ・チューダー・ローズ」をアレンジしたバラを使った。
ウィルスドルフの死を機に、 トレードマークは盾のマークに変更されることになったが、これもチューダー家の家紋を略化してデザインされたものだ。
1970年~71年のブランドマークの変更を境に、商品バリエーションも豊富になっていく。
機能面では、オイスターケースの採用だけでなく、ねじ込み式リュウズの採用や、ロレックスと共通のパーツも使用され、ロレックスの時計と実用上・機能上の差はさほどないといって良いだろう。
バラのマークのチュードルも、ロレックスのテイストを強烈に感じさせる時計だ。
何かとロレックスと共通点の多いチュードルだが、最近ではバリエーションも増え、独自の個性を発揮している時計も多く出している。
しかし、ロレックスと同様の機能を持つメーカーとしての魅力があることも事実だ。
オイスター・デイト・クロノタイム
35万円
この「チュードル・オイスター・クロノタイム」とよく比較されるのが、「ロレックス・オイスター・パーペチュアル・コスモグラフ・デイトナ」だ。1個の金属の塊から掘抜いた一体型の完全防水オイスターケース、耐圧性に優れるリュウズ、スクリューロック構造を持ち防水性を高めた上下のプッシュボタン、見やすいようにベゼルにタキメーター表示が刻まれているのが両者に見られる共通点だ。違いはムーブメントのメーカーと防水仕様で、ロレックスがヴィーナスやバルジューのムーブメントを多く使用し100m防水であるのに対し、チュードルはレマニア社製で50m防水。また、ロレックスにはない日付表示窓がチュードルにはある点と、インダイアルの配置の違いが上げられる。多少の異なる点はあるものの、充実した機能を持ちながらリーズナブルな価格が嬉しいチュードルだ。
プラツクベイ P01
42万3000円
アメリカ軍向けに“コマンドー"のコードネームで開発、1969年頃に完成したものの、製品化されなかった軍用タイバーズウオッチを復刻。
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