LOUIS ERARD(ルイ・エラール)-腕時計 評判
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1893年にウオッチメーカーの家系に生まれたルイ・エラール。
彼は20年にわたって学校およびヌシャテルの工房でウオッチメイキングを学び、1931年に時計の組み立て工房を開設する。
1950年代にはオリジナルムープの開発を行い、ムーブサプライヤーとしても活動。
1979年より自社ブランドの時計製造をスタートする。
ブランドは、1945年に息子のレネ・エラールとジャン・ルイ・エラールが加わってから発展を遂げた。
1992年には、ジュラ渓谷ル・ヌアルモンに工場を移転。
その後、経営を投資家のアラン・スピネディが引き継ぐと、かつてのブランドテーマだった「スピリット・オブ・タイム」を復活させる。
製品作りのモットーは、「高品質でありながら手の届く価格」を実現すること。これを受け、少人数による品質の良さにこだわった、ハンドメイドのウオッチメイキングを展開中だ。
すぐれた伝統技術を持ちながら決してそれだけに頼らず、常に新鮮な創意工夫を盛り込むその時計の最大の魅力は、デザインの気品ある美しさであろう。
コレクションの幅はかなり広く、クラシック&スタンダードなデザインが魅力の「1931」や、多機能型モデルの「ヘリテージ」、80周年を記念して2011年に発表された「エクセレンス」などがある。
このようにデザインも機能も異なるモデルが数多くあり、選ぶ楽しさが味わえるブランドだ。
ヘリテージ Ref.LE78259AA22BDC02
21万円
アラビア数字やステップドベセルなどクラシックな意匠を盛り込みつつ、現代的な雰囲気も醸し出すヘリテース本機は、7750を搭載しながら21万円という、破格の一本だ。
エクセレンス レギュレーターブラック Ref.LE50232AA02BDC29
19万9500円
Cal.ETA7001を搭載した2013年の新作レギュレーターモデル。12時位置インダイアルで時、センターで分、6時位置インダイアルで秒をそれぞれ指し示す。ブラックラッカー仕上げの美しいダイアルを採用。
パワーリザーブ
19万5000円
世界恐慌が起きた1929年、スイスのラ・ショー・ド・フォンで、街の復興という大きな使命感を抱きながら設立した時計メーカーが、ルイ・エラール社だ。時計作りに対する絶対の自信を持ち、今もなお機械式時計を作っている。50年代になると、大量生産を念頭に、ムーブメント組み立てのオートメーション化を研究し、ムーブメント用の生産ラインを本格的にスタートさせた。現在は、スイスの有名ブランドの多くが同社のムーブメントを使うまでになった。そして、現代の電子技術とは違った、機械式時計の新しい技術を開発し続けている。この伝統技術と現代的な感覚を盛り込んで誕生したのが、パワーリザーブ機能が搭載された腕時計だ。パワーリザーブとは、ゼンマイの巻き上げ状態、すなわち残り何時間作動するかが一目でわかるように、文字盤上に表示する機能のこと。 これにより、うっかり時計が止まってしまったということを避けることができる。時・分・秒がそれぞれ独立したユニークなダイアルを持ち、裏スケルトン仕様なのも、ルイ・エラール社の心意気がうかがえる。
エクセレンス レギュレーター デザイン by アラン・シルベスタイン
42万9500円
1929年創業のルイ・エラールが100周年を迎えた2019年、商品コレクションを整理・刷新してブランドをり・ローンチ。そんな新生ルイ・エラールの目玉として発表されたのが、フランド史上初のコラボレーションモデル。そのコラボの相手こそ1990年代に現れ、熱狂的なファンを得たアラン・シルベスタイン。彼の過去の作品の中で唯―なかったレギュレーターモデルをベースモデルに、バウハウス伝統の赤。青・黄のポップなカラーとデザインを採用した。
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