CARTIER(カルティエ)-腕時計 評判
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CARTIER(カルティエ)は、1847年、宝飾師のルイ‐フランソワ・カルティエが宝飾工房を引き継いだときからその歴史は始まった。
1888年には、初の女性用宝飾腕時計を製作。このとき、すでにサファイア・カボション入りリューズなどの現在に通じる意匠が盛り込まれていた。
1904年、カルティエはブラジル人飛行家アルベルト‐サントス・デュモンの依頼を受けて、レザーストラップ付き腕時計を製作。世界初の紳士用腕時計としていまも語り継がれているこの時計は、1907年にサントスが飛行時間の世界最高記録を樹立した際にも着用されたという。
1906年には、初の市販モデルとしてトノーウオッチを発表。
1912年にはフランス語で「亀」を意味する「トーチュ」を、1917年には戦車の平面図から着想を得て生まれた「タンク」も開発している。
こうした傑作の開発のために、“幻の時計師"と呼ばれるエドモンド・ジャガーと1907年に契約を結び、全製品の独占販売権を獲得。
エドモンドの手がけたムーブメントの搭載により、カルティエの時計は一級品としての地位を確立する。
メンズウォッチの歴史を切り拓いてきたカルティエは、現在も圧倒的な技術力によるウォッチコレクションを展開。
2013年で5年目となるトゥールビヨンや永久カレンダーを搭載した高級機械式時計「オートオルロジュリーコレクション」や、伝統の職人技術を宿した「カルティエダール」の逸品など、技巧を尽くしたウォッチメイキングを披露している。
さらに2010年には、カルティエにとって重要な年である1904年にちなんだ、完全自社製の自動巻きムーブメントCal.1904 MCが完成。これを搭載する男性向けコレクション「カリブル
ドゥ カルティエ」を発表した。
いつの時代も最高品質の時計を世に送り出してきたカルティエは、これからも時計界のパイオニアであり続けるだろう。
ひとつの時計で、いくつもの表情を使い分けられたら。そんな″夢想″を現実のものとするのが、カルティエの「サントストリプル100 (ワンハンドレツド)。
秘密は、特殊な文字盤の構造にある。
そこには三角形の細い柱が14本仕込まれ、リューズの操作で歯車機構により角柱が連動してひとつひとつがさらさらと回転し、異なる文字盤に変化していくのである。
組み込まれた文字盤は3パターン。
カルティエの伝統的なクラシカルなローマ数字インデツクスのタイプ。
ラウンドカツトのダイヤモンドとブラックサファイアを細かくセットしたジュエリー・タイプ。
そして、タイガーをモチーフとしてアーティストが手で刻み込んだエングレービングのタイプである。
ただし、この文字盤の開発には、非常に精密な作業が必要だった。
まず問題は厚さ。これ以上、厚みがありすぎてもカルティエらしくない、と判断した。
「これより1mmでも厚くなるようであれば生産を決断しなかった」というほど、シビアな開発だったという。
また、このモデルでは文字盤にこのような凝つた機構を搭載するだけでなく、ジュエラーとしてのカルティエ、そしてウオッチ・メーカーとしてのカルティエの技が惜しみなく投入されている。
まずジュエラーとしては文字盤だけでなく、ケース本体とベゼルに隙問なく施されたダイヤモンド・セッティングがある。そしてウォッチ・メーカーとしては、カルティエのアトリエで組み立てられたスケルトン仕上げの手巻きメカニカル・ムーブメントがある。
宝飾と時計の技術、ふたつの頂点を極めた「サントストリプル100は、カルティエでなければ作り得ない作品だ。
ロトンド ドゥ カルティエ ミステリアス ダブルトゥールビヨン Ref.W1556210
1730万1900円
まるでサファイアクリスタルの中でトウールビヨンキャリッジが浮遊しているように幻想的な動きを行う複雑機構。質量わずか0.28gというトゥールビヨン装置全体が5分で1回転し、キャリッジも60秒1周の動きを行う。
カリブル ドゥ カルティエ クロノグラフ Ref.W7100046
102万6900円
ひと際大きくデザインされた「ⅩⅡ」や、高さのあるベゼルを特徴とする「カリブル ドゥ カルティエ」のクロノグラフ。完全自社開発・製造のCal.1904‐CH
MCを搭載している
サントス 100 LM Ref.W20073X8
67万8300円
最初の「サントス」ウオッチが誕生してから100周年の節目に誕生。ローマ数字インデックスやビス留めベゼルなどのアイコンデザインを、特大ケースにてダイナミックに表現している。
サントス 100 LM
252万円
ヘアライン仕上げのPGにブラックラバーのベゼルとブレスレットをあしらう力強い新作。文字盤もマットブラックとPGインデックスを採用。自動巻き、Cal.049。パワーリザーブ42時間。18KPG。100m防水。
バロン ブルー ドゥ カルティエ LM
195万3000円
「バロン ブルー ドゥカルティエ」にドレッシーなレザー・ストラップが登場。ビジネスマンの日常使いにも適した新仕様だ。LMサイズのYGとPGは各182万7000円。自動巻き、Cal.049。パワーリザーブ42時間。18KWG。直径42.0mm。日常生活防水。
カルティエ リーブル コレクション ペルル ドゥ カルティエ ウォッチ
594万3000円
ソワレ(夜会)での時計をイメージ。「ベルル」とは「真珠」のことであり、オートクチュール(高級注文服)のドレスにあしらわれるアクセサリーがモチーフ。ダイヤモンド(約29カラット)と2個のフレッシュウォーターパールを使用。クォーツ。18KWG。
バロン ブルー ドゥ カルティエ フライング トゥールビヨン
1144万5000円
近年発表の「バロン ブルー ドゥ
カルティエ」に初のフライングトゥールビヨンが登場。ダイアルは下にグレーのギョシェを施し、上にローマ数字のプレートを重ね立体感を表現。手巻き、Cal.9452MC。トゥールビヨン。パワーリザーブ約50時間。18KPG。直径46.0mm。ジュネープで製造され、最上級の仕上げが施されたものだけに許されるジュネープシールを取得。これはカルティエ初。トゥールビヨンにはカルティエの「C」が秒針となって装備され60秒で1回転する。
ロードスター XL
449万4000円
文字盤に高級車のダッシュボードに用いられるウォールナット(クルミ)のコブ材を採用。ブレスレットも両サイドに3コマずつ装備。自動巻き、Cal.3110。パワーリザーブ42時間。18KPG。100m防水。250個限定生産。
タンク
68万円
カルティエの時計はその創始者ルイ・フランソワ・カルティエから3代目、ルイ・カルティエのデザイン的才能から生み出されたものだ。19世紀末のボーア戦争以来、ヨーロッパで腕時計が広まり始めた20世紀初頭、カルティエを担っていた彼にとって、腕時計は最もその才能を生かすことができた媒体だった。1917年、ルイ・カルティエは代表作のひとつとなる「タンク」を発表した。タンク、つまり戦車だ。
しかし、美しく、エレガントで、戦車の無骨さなど微塵もない。折しも第1次世界大戦のさなかであった。ルイ・カルティエは戦車のスピード、抵抗力、威力に感動し、創造力をかきたてられたという。そして戦車のキャタピラからヒントを得て、ケースの両協力決き出した独特のデザインを考え出した。ケース両脇に付けられる2本の部分は、製造過程の最初から同一の番号がつけられ、「双子」として同時に製造力進められ、最終的にケースと一体になる。ムーブメントは1905年からカルティエに供給していた、当時最高の時計職人エドモンド・イエーガーの手になるものだ。
パシャ・ソリッド・スティール
61万円
インドのマラケシュのパシャは、あるときカルティエにこう言った。「自分の家のプールで泳いでいるときに、いつも時間がわからずに困る。水泳のときでもできる腕時計はないのか」こうして生まれたのが、絢爛なソリッド・ゴールドの「バシャ」だった。
1930年のことである。フランスの宝石商であり、時計の名品を生んでいたカルティエこそ、パシャのための時計を作るに相応しかった。カルティエのユニークさは、非常に装飾性が高いデザインにもかかわらず、機能性が第一であることだ。大きなリュウズ・カバーをあしらい、金のチェーンを付けるというのは、一見すると宝飾時計だが、この時計の真髄は、プールで泳げる完全な防水時計という点にある。機能性を華麗なデザインで味付けをしてしまう、それがカルティエだ。スクエア・ケースが主流のカルティエには珍しいラウンド・ケースに、3と9だけにアラビア数字が描かれた文字盤、エキゾチックな趣を持つのも、マハラジャを意識してのデザインだろう。世界初の宝飾防水時計だ。現在もオリジナルを踏襲し、作られている。
クッサン
98万円
1973年に発表された、12種のゴールドウォッチからなるリレイ・カルティエコレクション"のひとつ。モデル名の“クッサン"とはクッションを意味しているが、その特徴的なケースデザインから“バンフー"とも呼ばれている。特にメンズサイズは珍しく、かつ状態の良い個体を見つけるのは困難だ。間違いなく、いま手に入れるべき1本である。
クリスタロー
88万円
上のクッサンと同じく、このクリスタローも“ルイ・カルティエコレクション"のひとつ。クリスタルを意味するこのモデル名が示すとおり、水品のようなデザインが特徴だ。3段のラインを強調したケースは、光の陰影を際立たせ、見る角度によって様々な表情をみせてくれる。カルティエらしい、非の打ちどころのないスタイルを維持したデザインがいを揺さぶる。オリジナルDバックルが付属。
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