RICHARD MILLE(リシャール・ミル)-腕時計 評判
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有名企業のアドバイザーやCEOを経験したリシャール・ミルが、自らの理想とする時計を開発するために、2001年に立ち上げたブランド。
デビュー作の「RM001 トウールビヨン」は、F1や航空宇宙産業において使われる技術と素材を採用しただけでなく、まったく新しいアプローチでの時計作りによって高級時計界に衝撃を与えた。
リシャール・ミルの時計製造においては、常にコンセプトが最優先される。
1本の時計を開発するのに必要だと判断されれば、ネジひとつにも数か月に及ぶ開発と膨大な投資を惜しまない。
あらゆる専門家の知識を集約し、最高品質のパーツを揃え、高度な技術力によって作られる時計は、圧倒的に実用的で、装着感は軽く、そして正確である。
すべては開発当初のコンセプトに忠実に作られるため、部品の制約によって他の道へと軌道修正することは許されないのだ。
リシャール・ミルと活動をともにする「ファミリー」には、テニスプレーヤーのラフアエル・ナダルや、スプリンターのヨハン・ブレイク、プロコルファーのバッバ・ワトソンなど、実際の競技中に同社製の時計を身に着けて活躍するアスリートがいる。
彼らの激しい戦いの最中にもリシャール・ミルの時計は壊れることなく、正確な時を刻み続けているというから、その性能がいかに優れたものであるかが窺えるだろう。
2010年からは、これまで単独開催だった新作発表の場をSIHHへと移行しているが、経営体制は引き続きインディベンデントを維持。
同様に、時計開発も独自性を貫き、「デクラツチヤブル・ローター」「ファンクションセレクター」「可変慣性モーメントローター」「Gセンサー」などといった、数々の斬新な機構によって、独立独歩の道を突き進んでいる。
２００年前に初代ブレゲがトゥールビヨンを発明したとき、それは懐中時計のためだった。
この原点に戻りつつ、リシャール・ミル流の超モダンなセンスで開発されたのが、RM020トゥールビヨン・ポケツトウオッチ。
「みんなを驚かせる懐中時計を作りたかった！」とはミル先生の言葉である。
もうひとつの話題作が、"石"を歯車に用いた新作RM018。
"石"とは、ダイヤモンドや虎目石などの貴石・半貴石。
これを薄くスライスし、熱で膨張させたリング状の金属歯に填めて冷却・固定。
修正を加え、ヴァンドーム広場のブシュロン工房でサンレイ装飾を施し、組み立てる。
地板とバレル・カバーはサファイアクリスタル。
低い熱膨張華と高い耐摩耗性により精度と安定性が飛躍的に高まったという。
この超絶モデルは３０本の限定生産だが、一度に作るのは無理なので４～５年かけて製造していく。
やることなすことケタ外れのミル先生。
今年もますます絶好調である。
RM59‐01 トゥールビヨン ヨハン・ブレイク
5953万5000円
短距離走者ヨハン・ブレイクのために製作。祖国のジャマイカのカラーをカーボンナノチューブ入りケースで表現。右手に着けてのスプリントを前提に、空気抵抗を抑えるための変形ケースを採用した。世界限定50本。
RM059‐01 トゥールビヨン ラファエル・ナダル
6930万円
2010年発表のラファエルナダルモデルの発展型。直径0 35mmのスチール編み上げケーブル4本により地板とケースを連結した独自のサスペンション構造を採用。質量はわずか19g。
RM036 トゥールビヨン Gセンサー ジャン・トッド
4725万円
減速時にドライバーが受けるG数値が表示可能な、アナログ時計で初となる一本。12時位置の扇形インジケーターで最大8Gまで表示。本機の売り上げの一部は国際自動車連盟と脳脊髄研究所へ寄付。世界限定15本。
RM037 オートマティック
966万円
「ファンクションセレクター」や「可変慣性モーメントローター」などの独自技術を備えた自社製Cal. CRMA1を搭載。リューズをケースに組み込んだ特許構造により耐衝撃性を高めている。
RM007
409万5000円
リシャール・ミル唯一のユニセックス・モデルに、チタン・ケースが新登場。これに合わせて文字盤、リューズ、ローターがスポーティなスタイルに仕様変更された。自動巻き、Cal.RM007。日付表示。縦45.0×横31.0mm。5気圧防水。
RM011 ル・マン クラシック
997万5000円
ル・マンクラシックのシンボルカラーであるグリーンのインナーベゼルを装備した新型。自動巻き、Cal.RM011。クロノグラフ、カウントダウンタイマー、年次カレンダー、大型日付表示。チタン。縦50×横40mm。5気圧防水。世界限定150本。
RM020 トゥールビヨン ポケットウォッチ
3990万円
R.ミルのトゥールビヨンでは初のツインバレルで10日間パワーリザーブを実現。年産15～20個。手巻き、Cal.RM020．トゥールビヨン、パワーリザーブ表示、ファンクションインジケーター。チタン。縦62.0×横52.0×厚さ15.6mm。ケースはチタンの他18KPGとWG。ミドルケースはすべてチタン製。携帯用のチェーンが付属し、専用スタンドを使うことで卓上時計としても使用が可能。地板の文字盤側はカーボン・ナノファイバー、背面がPVDコーティングチタン。
RM018 オマージュ・ア・ブシェロン
7875万円
1858年創業の宝飾店ブシュロンその創業150周年を記念して、リシャール・ミルが開発。歯車にダイヤ、虎目石などの貴石と半貴石を使用。自動巻き、Cal.RM018。トゥールビヨン。18KWG。縦48.00×横39.30×厚さ13.84mm。世界限定30本。ダイヤモンド、虎目石、翡翠、オニキス、など19種類の石が用意されており、1モデルにつき1種あるいは2種が使用される。
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