ELLESSE(エレッセ)-腕時計 評判
【ELLESSE】 みんなの評判! 【レビュー283件】
【ELLESSE】 バイヤーの辛口コメント! 【レビュー35件】
【ELLESSE】 ここが良い点・悪い点! 【レビュー81件】
カシオのようにバーゼル・ワールドに帰ってくるものもいれば、去る者もいる。
アラン・シルベスタインはブランド発足20周年の昨年を最後に、バーゼル・ワールドからの撤退を表明。
今後は世界中で個別にイベントを開催し、新作エキシビションを行うことにした。
「バーセル・ワールドの会場で居心地の悪さを感じ始めたのは、2000年頃からでしょうか。イベントの規模が大きくなりすぎて、自分には合わなくなったのです。かつてのバーゼル・ワールドは様々なプランドが集い、製作者にとっても情報交換ができる有意義な場所でした。しかしバーゼルとジュネーブに分かれ、独自の発表会を行うブランドも増えました。私のなかでもバーゼル・ワールドは役目を終えたのです」
アラン・シルベスタインは2月末に、都内で行われたエキシビション「色の変遷展」のために、2008年の新作モデルと共と来日。
ユーザーやディストリビューターと直接触れ合う時間を作った。
「世界中でイベントを行うことで、新しい出会いが増えます。多くの意見を直接聞くことは、今後の時計作りの参考にもなりますしね。春先に3週間で世界中を巡り、そこで得た刺激をベースに翌年のためのデザインを行い自分のペースで行動できるのもメリットです。以前はバーゼル・ワールドに振り回されていましたからね」
4月に発表した"新作"が、秋以降にデリバリーされる現状は、ユーザーには不評だ。
その点、常に良い時計をアップデートして、提供しようとするアラン・シルベスタインの考えは、理に適っている。
21年目を迎えたアラン・シルベスタインは、20年かけて積み上げてきたコレクションの数々を整理し、カラーを「クロワゾネ」「メタルカラー」の2パターン、モデルは「ベーシック」「クロノ」「マリーン」の3カテゴリーに集約させ、今後、いっそうの熟成段階に入るという。
「私の時計は20年前からほとんどスタイルが変わりません。例えば40mmのケース。当初は大き過ぎると椰楡されましたが、今では小さく感じるでしょう。しかし、私はこのサイズが体のプロポーションに最適だと考えていますから、変更する理由はありません。PVD処理のような新しい技術は積極的に取り入れます。特にチタン素材にブロンズのコーティングができるようになったのは、福音ですね。技術の革新によつて、20年前から思い描いてきたスケッチが、ついに実現しようとしているのです」
今、時計産業は猛烈な勢いで拡大している。新興マーケットの富裕層を狙ったコンセプト重視の時計ばかりが目立つなか、そこから一歩ひいて独自の路線を選んだアラン・シルベスタイン。
彼は、自分の時計を愛する人に直接会い、彼らが喜ぶ時計を作るというシシンプルな考えに立ち返った。
感情を揺さぶるエモーショナルな時計を作りたいという根っからのアーティスト気質は、今後もさらに光り輝くことだろう。
ブラック マリーン クロノ
163万8000円
200m防水の本格ダイバーズウォッチ。チタンケースにブラックPVD加工を施すことで精停なルックスに。ようやく納得できる色になったという「プロンズ
クロノバウハウス」は、40mmケースで100m防水。143万8500円。
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