BREITLING(ブライトリング)-腕時計 評判
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【BREITLING】 バイヤーの辛口コメント！ 【ﾚﾋﾞｭｰ37件】
【BREITLING】 ここが良い点・悪い点！ 【ﾚﾋﾞｭｰ109件】
BREITLING(ブライトリング)は、航空産業の黎明期よリパイロット向けの時計開発に情熱を注いできたレオン・ブライトリングが創業したブランドです。
1915年には彼の息子のガストンがワンプツシュボタンのクロノグラフ付き腕時計を完成させ、1923年にはスタート/ストップとリセット機能の操作分離を達成した。さらに1934年、ガストンの息子のウイリーの時代にはリセット専用のプッシュボタンを発明。創業者―族により、現在に至るクロノグラフ機構の基礎が築かれたのである。
こうしたクロノグラフの開発は、1936年からの英国空軍公式サプライヤーとしての地位へと結実。これを契機として、1942年にはアメリカ軍への供給を開始するなど、世界の航空界とフライトリングの親密関係は深まっていく。また1942年は、回転計算尺を備えた「クロノマツト」も発表している。
1952年には、世界で初めて航空用回転計算尺を備えた「ナビタイマー」を発表。飛行に必要なあらゆる計算が行えるとあって、世界中のパイロットから好評を博すと同時に、パイロットウオッチ開発においてブライトリングは確固たる地位を不動のものとした。
クオーツウオッチが隆盛を極める1984年、ブライトリングはイタリア空軍の精鋭工アロバティックス・チーム「フレツチエ・トリコローリ」のパイロットの協力を得て、あえて機械式時計クロノグラフムープを搭載した「クロノマット」を開発。この時計が大ヒットを記録したことは、後のスイス時計復権にも多大な影響を与えたに違いない。
1999年からは、高品質を証明すべく自社の全モデルクロノメーター化に挑戦。2000年に専用工場を新設すると、その翌年には通常の10倍の精度を誇る「スーパークオーツ」の開発によって公約を果たしたのである。
さらに創業125周年を迎えた2009年には、完全自社製のCal.01を発表。その後も、独立資本ならではの革新的かつ迅速な時計開発によって、時計ファンを楽しませている。
機械式時計受難の時代であつた１９７０年代。
しかし、この厳しい時代にも現在の源流となる画期的プロダクツがいくつも誕生していた。
そのひとつが、１９６９年にブライトリングが発表した初の自動巻きクロノグラフ「クロノマチック」を搭載する巨大防水ケース・モデルである。
このケースには、クロノマチックを始め、手巻きキャリバーも搭載され、豊富なバリエーションを展開したが、そのサイズは当時としてはあまりに大きすぎたため、 一般的な人気を獲得するに至らなかった。
ところが直径４０ｍｍを越えるラージサイズが常識となった今、そのサイズとフォルムは時代を先取りしたものとして、にわかに輝き始めたのである。
それを受け、ブライトリングが２００８年の新作として発表したのが、「クロノマチック４９」。
ベースとなったのは、まさに１９７０年代のモデルであり、そのサイズをさらに４９mmにまで拡大し、圧倒的な存在感を獲得した。
ダイアルのレイアウトは、３時にスモールセコンド、６時に１２時間積算計、９時に３０分積算計を置くオーソドックスなもの。
そこに日付表示、計算尺を装備しラック＆ピニオンで滑らかに回転するインナーベゼルを装備。
ベゼルはステンレスにブラックラバーをモールド成型し操作性を向上させた。
新開発のエアロ・クラシック・ブレスレットは１９６０〜１９７０年代を思わせるステンレスメッシュに圧縮をかけ、柔軟性と堅牢性を両立させている。
なお「クロノマチック４９」には、ブロンズ、シルバー、ブラック３種類のダイアルが用意され、レッドゴールド・ケースのモデルが世界限定５００本で生産されている。
ブライトリングといえばクロノグラフだ。
腕時計クロノグラフはすでにオメガが1913年にポケットウオッチサイズの、リュウズとクロノグラフのブッシュボタンが一体となったものを発表している。
これは3時の位置に15分積算計が付き、また9字の位置にスモールセコンドが付いているというものだった。
これをより進歩させた形となったのが、1915年にブライトリングが発表したクロノグラフだ。
この時計には2時の位置にリュウズとは別にクロノグラフのスタート、ストッスゼロ戻しのためのプッシュボタンが付いていた。
当時の時計雑誌には、「ブライトリングの画期的新製品」として記され、話題を呼んだという。1884年に創業されて以来、ポケットウオッチの頃からどんな時計よりもクロノグラフ作りに情熱を傾けてきたのがブライトリングだ。
ブライトリングの名とそのクロノグラフの優秀さを世に知らしめたのは、航空機のコクピットの航空計測機器を腕時計に採り入れたナビタイマーだ。
ブライトリングの創設者、レオン・ブライトリングから3代日、ウィリー・ブライトリングは1932年に航空機のコクピット用時計を世に送り出し、この時からブライトリングは飛行に欠かせないものとなった。
そして1952年、コクピット時計を腕時計にしたナビタイマーを開発した。
これがパイロットの憧れとなるのに時間はかからなかった。
現代のブライトリングは、ナビタイマーをはじめとする航空用クロノグラフやダイバーズ・ウオッチ、またイタリア軍用時計など、高性能なハードウオッチのメーカーという路線こそ崩していないが、そうした時計にさらにファッショナブルな味付けを加えたものを市場に送り出しているのが特徴だ。
ヨーロッパやアメリカの女性ファッション誌によくブライトリングの時計がアクセサリーとして使われているのも、ファッション・スポーツ・ウオッチとしてのブライトリングを象徴しているといえるだろう。
クロノマット44 Ref.A01lB67PA
96万6000円
パイロットウォッチ製造の伝統を継承するフラングシンプモデル。完全自社製のクロノメーターCal.01を搭載し、500m防水も確保するなど、圧巻のハイスベックを有している。
アベンジャーⅡ Ref.A339B32PSS
59万8500円
無骨なイメージは残しつつ ケース径が2mm小さくなり、厚さも0.9mmスマートになったエクストリーム系モデル。統合されたライダータフは、サテン仕上けのベゼルに削り出されたもの。リューズガードはさらに力強い意匠になった。
トランスオーシャン・クロノグラフ・ユニタイム Ref.A050A320CA
119万7000円
1958年製モデルに着想を得た「トランスオーシャン」に 自社製Cal.B05を搭載。精度に影響を与えず都市と時刻の2リングが操作できる革新的なワールドタイム機能が組み込まれている。
ナヒタイマー01Ref.A022B01KBA
84万円
バイロットウオッチのクラシックな魅力が堪能できるロングセラー。「タイプ52計算尺」を搭載して1952年に誕生したオリジナルモデルの意匠を踏襲しながら、最新の自社製Cal.01を搭載。
クロノマティック49
75万円6000円
直線と傾斜面を融合させたカッチリとしたフォルムはオリジナル譲りのスタイリッシュさ。自動巻き。Cal.ブライトリング14．C.O.S.C.公認クロノメーター。40石。クロノグラフ、日付表示。SS。直径49mm。30m防水。両方向回転ベゼル（回転計算尺）。
フライングB
212万1000円
「フライングB」のベゼル(縦ライン)にダイヤセットを施した豪華版登場。深紅のクロコダイル・ストラップも新追加。自動巻き、Cal.ブライトリング28B。C.O.S.C公認クロノメーター。大型日付表示。SS。縦57.3×
横38.5mm。100m防水。
ベントレ・ーバーナート・レーシング
121万3250円
自動巻き、Cal.25B。細部デザインは1920年代のベントレー・カーをイメージしている。ケース径49mm。 SS。10気圧防水。シースルー・バック
ベントレーGMT
101万3250円
第2時間帯表示機能を搭載し、地域(都市名)はインナーベゼルで選択。10時のプッシャーでGMT針をジャンブ可能。自動巻き、Cal.ブライトリング47B。
C.O.S.C公認クロノメーター。クロノグラフ、第2時間帯表示、日付表示。SS。直径49mm。100m防水。
クロノマチック49
245万7000円
1970年代に登場した防水タイプの現代バージョン。レザー・ストラップも似合う。ラック&ビニオン式の回転計算尺を装備。自動巻き、Cal.ブライトリング14。C.O.S.C公認クロノメーター。クロノグラフ、日付表示。18KRG。直径49mm。30m防水。
スーパーオーシャン ヘリテージ・クロノグラフ
51万3450円
タイバーズ人気を再燃させたヒット作にクロノグラフが登場。ダイアルはブラック、ブルー、ブラウンの3色。自動巻き、Cal.ブライトリング13。C.O.S.C公認クロノメーター。クロノグラフ、日付表示。SS。直径46mm、200m防水。
ブラックバード
76万1250円
マットな仕上げの「ブラックバード」に、フル・ポリッシュ仕上げのバージョンが登場。これで選択肢が広がった。自動巻き、Cal.ブライトリング44。C.O.S.C公認クロノメーター、クロノグラフ、大型日付表示。SS。直径43.7mm。300m防水。
クロノマット GMT
90万500円
自動巻きクロノグラフ、Cal.04(自社製Cal.01にGMT機能を付加)。24時間表示の矢印針がホームタイムを示す。ラチェット式逆回転防止ベゼル。ケース径47mm。
SS。50気圧防水。
アベンジャー シーウルフ
36万7500円
ケース素材がチタンからSSとなり6時、9時、12時に見やすい大型マーカーがつき、インデックスも大幅変更。自動巻き、Cal.ブライトリンク17。C.O.S.C公認クロノメーター。クロノグラフ、日付表示。SS。直径45.4mm。3000m防水。
アベンジャー シーウルフ・クロノ
54万750円
プッシュボタンに組み込んだ磁石で操作する特殊構造で水中でもクロノグラフ操作が可能。スーパークォーツ、Cal.ブライトリング73。C.O.S.C公認クロノメーター。クロノグラフ、日付表示。SS。直径45.4mm。1000m防水。
モンブリラン・フォーティース
147万円
2008年のジャパン・スペシャルは、初代クロノマットをイメージした2インダイヤル・モデル。日付表示無しがシンプル派には嬉しい。自動巻き。ブライトリングCal.47。C.O.S.C公認クロノメーター。18KRG。直径38.0mm。日本限定100本。
プリミエール
時価
45分積算計を備える手巻きのタキメーター・クロノグラフだ。航空用クロノグラフのハードなイメージが強いブライトリングだが、そのイメージとは別のシンプルな美しさを持っている。
クロノマット
時価
リファレンス・ナンバー769のタイプは、1940年代に作られたクロノマットの初期モデルだ。文字盤には内側にテレメーター、外側に回転計算尺を備えている。また小ダイアルは45分積算計とスモールセコンドだ。ムーブメントは17石の手巻きムーブメントが扱われている。アメリカ軍が第2次世界大戦初期に採用した、という記録もある。クロノマットは機能には変更が加えられながら、現在までその名前を引き継がれるブライトリングの名品だ。自動巻きクロノグラフの「クロノマット」は、過去の名クロノグラフを現代的にアレンジしたもので、現代のブライトリングを代表する時計だ。ベゼルやブレスレットのデザインはモダンだが、基本はオリジナルのクロノマットを踏襲している。17石のバルジュー7750の自動巻きクロノグラフ・ムーブメントを備え、30分計、12時間計の小ダイアルがある。100m防水機能を持ち、
リュウズはスクリュー・ロックを採用している。洒落たセンスがハードな時計に光るクロノグラフだ。
ナビタイマー
時価
ブライトリングのナビタイマーといえば、AOPA(Aircraft Owner's Pilot's
Association/飛行機所有家およびパイロット協会）の公認時計として、またフランス空軍やエジプト空軍の標準期満ウオッチとしてあまりにも有名だ。ブライトリングは1914年クロノグラフ付きの腕時計を開発。そして第2次大戦後の1952年に航空計測時計「ナビタイマー」が誕生した。飛行時に必要なデータが文字盤にすべて収められているこのアビエーション・ウオッチは多くの機能を持つ。ストップウオッチを合体させたクロノグラフに加えて、回転式円形計算尺によって様々な計測、計算ができる。掛け算や割り算の算出、時速計測、飛行可能周面の計算、燃費消費率の計算法廷マイル・海里・kmの所要時間の計算、飛行距離の計算
1分間の速度の計算など、この小さな時計にぎっしりと搭載されている。パイロットはもちろん、車の燃費計算など簡単に算出できることからラリー・ドライバーにも最適のツールである。こうした多くの情報がたった1個の時計によって得られるのが、このナビタイマーなのだ。
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