BLANCPAIN(ブランパン)-腕時計 評判
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BLANCPAIN(ブランパン)は、1735年に創業した世界最古級のブランド。
1815年にはフレデリツク・ルイ・ブランバンが製造方法の近代化を果たし、伝統的な手作業の工房を量産可能な工業へと変貌させた。またシリンダー脱進機をアンクル脱進機に変えるなど、時計製造業界に変革をもたらしている。
1932年には2世紀以上にわたる家族経営は終焉。社名も「レイヴィル‐ブランバン」に変更となったが、マニュファクチュールとしての伝統は受け継がれた。
その象徴とも言うべき時計が、1953年に発表された「フィフティ
ファゾムス」である。この時計は、フランス海軍の水中工作員“フロッグマン"の要望によって誕生。アクアラングの発明者ジャック・イヴ・クストーが身に着けたこともあって、タイバー向け腕時計の基準となった。
1950年代の終わりには年間10万本以上の腕時計を製造していたブランパンだが、増大する需要に応えるためにスイス時計産業組合(SSIH)の傘下に入る。
狙い通り1971年には22万本を超える生産数を達成したのである。
だが、同時期のクオーツの台頭と第1次オイルショックにより時計界の状況は悪化。SSIHは生産の半減を余儀なくされ、レイウィル‐ブランパンは1983年にジャック・ビゲとジャン・クロード・ビバーに売却される。
新会社はジュウ渓谷ル・プラッシュに拠点を持つ、新生ブランバンとなったのである。
手始めにムーブメント製造ノウハウの独占権を守ることを決定し、複雑時計の生産に着手。
機械式時計の復活に全力を注ぎ、1991年当時最も複雑な腕時計グランド・コンプリケーション「1735」を完成させている。
2007年は「フィフティ ファゾムス」で新たなダイバーズ・ブームの牽引力となったブランパン。
近年はなんと前代未間の「高速回転カルーセル」で複雑時計愛好家のド肝を抜いた。
では一体「カルーセル」とは何か?これは1892年に時計師バーン・ボニクセンにより発明された機構であり、脱進機を回転させて重力からの影響を低減するもの。と聞けばトゥールビヨンと同じだが、カルーセルでは動力伝達の方法と1周に何十分もかかる点が異なっていた。
それをなぜブランパンが採用したのか。その鍵は新たにスタッフとなった独立時計師ヴィンセント・カラブレーゼにある。
「実は、1989年にブランパンが発表したトゥールビヨンを作ったのは僕だった。でも、それは誰にも知らせなかった。ところがその後、テンプがキャリッジの中心にないことから"あれは本物じゃない。カルーセルだ"と噂が立つた。そこで、"ならば本物のカルーセルを作ろう"と決断し、これが生まれたのさ」(カラブレーゼ談)。
カラブレーゼによれば、トゥールビヨンとカルーセルの違いはテンプの位置ではなく、トゥールビヨンが四番カナで受けたパワーで回転するのに対し、カルーセルはこれに加えて中間車の輪列との二方向からのパワーで回転することだという。
これによリキャリッジの安定性が増し、重力からの影響もさらに分散されることとなって精度が向上したのである。また、中間車の輪列にはディファレンシャルギア(差動ギア)が組み込まれ、キャリッジの回転を精密に制御。
同時に、この進化型カルーセルはトゥールビヨン同様の60秒で1回転するという高速回転を実現し、複雑時計の世界に新たな天地を切り拓いたのである。
ブランバンは、現在フレデリック・ビゲ社を統合して次なる段階へ突入している。「革新を通して時計製造の伝統の価値を増大させる」という精神のもと、世界最古にして最高峰の時計ブランドは、さらなる飛躍を目指す。
バーゼル・ワールドで話題となった、ブランパンの「ワン ミニット フライング カルーセル」。
これを手掛けたのが独立時計師のヴィンセント・カラブレーゼ氏。しかも彼、なんと独立時計師をやめてブランパンの開発スタッフに転身した、というニュースも同時に飛び込んできた。
これはどういうことなのか。早速、ブランパン・ブースに現れたカラブレーゼ氏を捕まえ、緊急インタビューとなった。
「簡単に一言つと、これまでやってきた仕事を全部やめてブランパンの仕事に専念することにしたんです。だから今年は、みんなにさよならを言うために自分のブースを設けました。″もったいない〃と言う人もいます。でも、ひとりで作っていましたし、チームがあったわけでもなく、アシスタントもいませんから、私が仕事をやめたら、もう誰も作れないので、簡単にさよならができるのです」
と、本人はいたってサバサバしたもの。
しかし、なぜブランバンなのか。その理由を教えてもらった。
「実を言えば、ブランパンとは25年前、彼らが最初にトゥールビヨンを出したときから契約していました。でも、ブランパンのトゥールビヨンをカラブレーゼがやった、ということは誰も知りませんでした。それはマルク・ハイエックも同じです。彼が社長になったとき、実は25年前のトゥールビヨンは私が作った、と伝えたんです。そこで彼と話をする中で、″ブランパンのはトゥールビヨンじやない。カルーセルだ″と言われ続けてきたので、そうじやない証拠を見せよう。本物のカルーセルを作ろうじゃないか、と決まったわけです。これまでトゥールビヨンとカルーセルの違いはテンプがセンターにあるかないかだと言われてきました。そこで軸をセンターに持ってきて、トゥールビヨンと同様に1分で1回転すればトゥールビヨンの基準を満たしているわけで、それをカルーセルで実現したのです。もちろん、実際には難しかったです。私は2年間、どうやればテンプをセンターに持ってこられるか、どうやれば1分間で1回転できるか、と考えていました。でもマルクからは絶対に高速回転でなくてはだめだと言われていたし、それが彼との約束でした」
時計師としての意地、そして技術への挑戦。
にこやかに話すカラブレーゼ氏だが、転身の背景には、ひとつの決意があった。
「ひとりの時計師として、自分のブランドを作り、有名になるという目的は果たせました。でも、達成したことは、すでに過去であり、将来を考えると、このままの体制では、どんなアイデアが出ても実現できないとわかつたんです。そのためにはチームが必要ですし、設備があってデザイナーもいるブランパンに入るべきだとわかりました。それが私のチャレンジです。3年間、独立時計師としてやってきて、これが次のステツプに進むための決断なのです」
ブランバンの名が再びスイス時計産業のなかで聞かれるようになったのは、1983年以降のことだが、短期間のうちに機械時計だけを作るメーカーとしての存在を確立し、現在では多くの一流メーカーが競争相手として注目している。
これは新ブランパンがあくまでもオリジナルのブランバンの時計作りの精神に忠実であろうとしているためと言えるだろう。
ブランバンが設立されたのは、1735年のことで、ジャン・ジャック・ブランパンがヴィルレという小さな村で時計組み立ての作業場を始めたのが最初だった。
農民だった彼は、時計技術を習得し、ムーブメントを組み立てる作業場を作り、1815年には会社を設立した。スイスの時計メーカーのなかでも最古に属する会社だ。
クオーツが自謝抑こ突入した頃、機械式時計の復興に情熱を燃やした男がいた。
ジャン・クロード・ビバー、現在のブランバン社長だ。
1735年、ジャン・クロード・プランバンはスイスの小さな村で時計組み立ての作業を始めた。スイスでも最古のメーカーである。創設以来、多くの高晴度時計や軍用時計などを作っていたが、1970年代以降になってクオーツの普及に対抗できずに、やがてブランパンはオメガに買収され、市場から消えた。
休眠状態のブランバンに目をつけたのがビバーだった。
1983年にブランパンを買い取り、よみがえらせた。新生ブランパンはクオーツにはまったく手を染めず、機械時計だけを時計職人が手作業で作る希少メーカーだ。
厚さわずか、6.9mmの自動巻きスプリット・セコンド付きのクロノグラフは自動巻き時計として史上初の試みだ。
ムーブメントはすぐれたムーブメント・メーカーとしてスイスのなかでも随―の技術を誇る、「ピゲ社」のものが波われている。
新たなスイスの高級ブランドとして誰もが一目おくブランパンだ。
ル・プラッシュ トゥールビヨン カルーセル Ref.2322-3631-55B
2955万7500円
4番車から動力を受けるトゥールビヨンを12時によリトルクの強い2番車から動力を取るカルーセルを6時位置に配したトゥーレビヨンカルーセル。ディファレンシャルギアで連結され、平均値が時刻表示に伝えられる。
L-エボリューションR フライバッククロノグラフ ラージデイト Ref.R85F-1203-52B
187万9500円
本格的にレースドライバーとしても活動するプランバン社長の思い入れが詰まったパワフルな新作。文字盤とベセル ストラップのカーボンが迫力満点。アルカンターラベルトのステッチとインダイアルに配したオレンジが鮮烈だ。世界限定88本。
ウィルレ ウルトラスリム セコンドハンドデイト Ref.6651-1127‐ 55B
91万3500円
厚さ3.25mmの極薄ムーフメントを搭載し、ケース厚も8.7mmまで抑えた一本。ダブルステップベセルや繊細なリーフ針、アプライドのローマ数字など、繊細かつクラシックな意匠が魅力的だ。
ウィルレ アニュ アルカレンダー GMT
361万3500円
自動巻き、Cal 6054F。ブランバン初の年次カレンダー・モデル。24時間表示で、ホームタイムを中央の時針でローカルタイムを示す。ケース径40mm。18KRG。3気圧防水
ウィルレ ハーフタイムゾーン8デイズ
399万3500円
自動巻き、Cal 5235DF。12時位置にホームタイム、中央の時分針で第2時間帯の時刻、9時位置にホームタイムの昼夜表示、6時位置に第2時間帯の日付、4時位置に日付変更/タイムゾーン表示。ケース径42mm。18KWG。3気圧防水。
フィフティ ファゾムス Ref.5015‐ 1130‐ 52
135万4500円
1953年に91.45m(=50ファゾムス)の防水性能を実現したダイバーズウオッチの現代版。300m防水仕様に、3バレルで5日間巻きを実現した自社製の自動巻きCal.1315を搭載する。
フイフテイ ファゾムス フライバック クロノグラフ
325万5000円
レッドゴールドノケースにグレーのダイアルとベゼルを組み合わせた新バージョン。落ち着いた佇まいは高貴な印象。自動巻き、Cal.F185。パワーリザーブ40時間。フライバック付きクロノグラフ。日付表示。18KRG。直径45mm。300m防水。
フィフテイ ファゾムス
152万2500円
傷の付きにくいDLC加工のブラックケースとし、サファイアクリスタルのケースバックからはオウムガイ(ノーチラス)をモチーフとする特製ローターが観察できる。自動巻き、Cal.1315。パワーリザープ120時間。日付表示。SS。直径45mm。300m防水。また、フィフティファゾムスの新バリエーションもある。.ホワイトのダイアルとベゼル、ストラップが新たな魅力を引き出す。また記念出版もある。シリーズ1は限定50部。ダイバーズの特別モデルと共に販売.。リーズ2は1829部をブティックにて、シリーズ3の1000部はネットで販売。価格は1部50ユーロ。
スピード コマンド フライバック クロノグラフ
194万2500円
カーボン文字盤に強烈なオレンジ(イエローもあり)のインデックスが特徴。ケースは艶を抑えたDLC(ダイヤモンドライクカーボン)加工。自動巻き、Cal.F185.パワーリザーブ40時間。フライバック付きクロノグラス。日付表示。SS。直径45mm。300m防水。
フランス海軍用 ダイバーズ・ウオッチ
時価
ブランバンの技術を物語る時計のひとつが、一般用に開発され、後にフランス海軍に採用されたダイバーズ・ウオッチだ。1950年代に開発され、300m防水、耐衝撃、耐磁陛を備えた自動巻きの時計だ。軍用としての強度と、プロ用のダイバ―ズ・ウオッチとしての防水性、機能性を備えている。
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