ROGER DUBUIS(ロジェ・デュブイ)-腕時計 評判
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1995年の創業からわずか10数年で世界屈指のマニュファクチュールヘ登りつめたロジェ・デュブイは、現在までに30個以上もの自社製ムーブメントを手がけている。
ダブルフライングトゥールビヨンやマイクロローター式自動巻きトゥールビヨンなど、世界初の超複雑機構も次々に手がけ、その開発技術力は時計界でも評価が高い。
ブランドを立ち上げたのは、時計師のロジェ・デュブイと、デザイナーのカルロス・ディアス。創業当時のスローガンは、「スイス・ジュネーブの伝統に立脚した芸術的な時計製作」。これに基づき、1999年には社名をマニュファクチュール・ロジェ・デュブイヘと変更し、自社一貫製造体制を確立する。
さらに2006年には、自動巻き3針のCal.RD77をはじめ、マイクロローター搭載のスプリットセコンドクロノグラフや手巻きフライングトゥールビヨンなど、合計6つの自社製ムープメントを一挙に発表。これにより、どの名門ブランドもなし得なかった「創業10年で28個のムーブメントを自社開発する」という偉業を成し遂げたのである。
2008年からは、リシュモン・グループの傘下となり体制を一新。限定製造を全製品に共通化することを取りやめる方針を固めた。
一方、100%ジュネーブ・シール取得のマニュファクチュール体制をそのままに、コレクションの再構築を実施。整理されたコレクションは「プレイヤー」「ウォリアー」「ベンチャラー」「ディーバ」の4つの世界観で構成されており、それぞれ「モネガスク」「エクスカリバー」「バルジョン」「ベルベット」のシリーズによって表現されている。
ジュネーブ・シールは2012年よりムーブの仕上げのみならず、時計全体のクオリティにも言及されてより厳格となっているが、もちろんロジェ・デュフイは新規格でも取得済み。新たなコレクションによって圧倒的な技術力にさらなる磨きをかけている。
近年、工房の一部がリシュモングループに売却されたことで、動向が注目されていたロジェ・デュブイ。
しかし他社へのムーブメントの供給(カルティエなど)が始まったことで、むしろ活況を呈しており、スタッフを50人近く増強したとか。
その勢いもあって、魅惑的な新作が多数発表されている。
その中でもトビックスなのは、新シリーズの「キングスクエア」。
かつてゴールデンスクエアで、「スクエアケース=エレガント」といヽつイメージをひっくりかえしたロジェ・デュブイらしい存在感が最大の魅力だ。
特にケースとサファイアクリスタル・ガラスにファセットカットを採用したことで、輝きがいっそう反射し、アクセサリーとしての時計の価値を高めている。
ちなみに変形ケースは防水性能が低下するのが定石だが、ロジェ・デュブイではケースの間にラバーを挟み込むことで、50m防水を可能にしている。
この点には、デザインだけの時計ブランドとは異なるマニュファクチュールの意地を感じる。
キングスクエアはケースサイズ40×40mmのメンズと36×36mmのレディスがあり、2針+スモールセコンドのシンプル系からトゥールビヨンまでを幅広く揃える。
特にロジエ・デュブイらしいのは、強烈な構造の「スケルトン・トゥールビヨン」であろう。
特殊なトラス構造は、ブラスにブラックロジウムコーティングを施したもの。
"KS"と"02"の文字で形成されているが、これはキングスクエアと搭載ムーブメントであるCal.RD02SQの略。
たったこれだけの柱で繊細なムーブメントを支えてしまうのも驚異的だが、それをデザインに落とし込んでしまうのが凄い。
カルロス・ディアスの才能には、舌を巻くばかりだ。
ロジェ・デュブイは、28種もの自社ムーブメントを所有し、バリエーシヨンも薄型手巻きからダブルトゥールビヨンまで幅広く揃う。
さらに近年は大胆なトラス構造のトゥールビヨンを発表し、時計愛好家を沸かせている。Cal.RD-SQ3とCal.RD‐SQ4は共にブラックロジウムのコーテイングを施したブラス地板を使用。
強度が保たれているためデザインに凝れるのだ。両ムーブメントとも、石数は14で、毎時2万1600振動。パワーリザープは60時間となる。
エクスカリバー クアトゥオール Ref.RDDBEX0367
4221万円
約7年の研究開発期間を経て完成した複雑時計。それぞれ毎時2万8800振動する4つのテンプのハーモニーにより重力の影響を軽減し、高精度を実現する。世界限定88本。
モネガスク オートマティック Ref.RDDBMG0001
149万1000円
「プレイヤー(社交)」の世界観のもと"生粋のモナコ人"を意味する名が与えられたコレクションの3針モデル。独特のクッションフォルムに、スモールセコンド仕様Cal.RD821を搭載。
エクスカリバー42 クロノグラフ Ref.RDDBEX0390
413万7000円
デイト表示を備えた2013年発表の新型自社製ムープメントcal.RD681を搭載。放射状にレイアウトされたインデックスと大型インダイアルのダイナミックなデザインが存在感を発揮する。
バルジョン クロノグラフ Ref.RDDBPU0004
392万7000円
ケースの端まで広がるビス留めのサファイアガラスが個性的な「バルジュン」のクロノグラフ。ベルラージュ仕上げが施された自社Cal.RD680の動きが文字盤側から存分に鑑賞できる。
キングスクェア スケルトン・トゥールビヨン
1218万円
スケルトン構造とファセット加工のサファイアクリスタル・ガラスによって生まれる光の効果で、なんとも悩ましい色気を見せるトゥールビヨン。手巻き、Cal.RD02SQ。Ti。40×40mm。50m防水。ケースサイドからみると、硬質ゴムでサンドイッチしている構造がよくわかる。ケースバックも変形しているが、そのおかけで腕なじみは良好。4隅のゴムは腕当たり向上のための仕掛け。
キングスクェア スケルトン・トゥールビヨン
時価
肉抜きされたムーブメントの地板には28個のハートマークが隠され、2カ所にだけシンセティック・ルビーを嵌め込んでいる。さらにケースには華かなダイヤモンドを散りはめた“王妃"のための時計である。28本限定生産。Cal.RD09 SQ。手巻き。縦34×横34mm。ケースバックから見ても、ムーブメントはスケスケ状態。香箱芯から広がる柱は、まるで星のようなデザインに。こんな遊び心にも注目したい。
キングスクェア 40mm
430万5000円
ホワイトダイアル×ホワイトラバーの組み合わせで、ファッショナブルに魅せるキングスクエアのスタンタード・モデル。ダイアル・デザインは直線的なジオメトリック柄で、独特の存在感に。28本限定生産。Cal.RD14。自重力巻き。18KRGケース。縦40×横40mm。
イージーダイバー クロノグラフ
378万円
年々、成熟度を増していくイージーダイバー。インデックスに赤を用い、ベセル下に赤いラバーを挟み込むことで、抜群の華やかさを手に入れた。自社製ムーブメントRD78は操作性がかなり向上しており、カチッと心地よい押し感を楽しめる。自動巻き。SS。
イージーダイバー スケルトン トゥールビヨン
1344万円
イージダイバー・ケースにトラス形状の新開発ムーブメントCal.RD02 SQ3を搭載。ほとんど透けて見える常識を覆すユニークな時計となった。インデックスには赤いトルマリンを使用。パワーリザープは約60時間。280本限定。手巻き。Ti。直径48mm。300m防水。
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