LONGINES(ロンジン)-腕時計 評判
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創業180年を超える歴史を誇るロンジンは、著名な博物学者ルイ・アガシの弟であるオーギュスト・アガシによって設立。
1850年頃から創業者の甥にあたるアーネスト・フランシロンが経営に加わると、1867年に一貫生産を行う工場をレ・ロンジンの地に建設。
現社名でもあるロンジンの名と、「翼の砂時計」のロゴとともに本格始動し、伝説的なキャリバー20Aを作り上げている。
アンクル脱進機とリューズによる巻き上げと時刻合わせを備えたキャリバー20Aは同年のパリ万博にて早くも銅賞を受賞。
その後もロンジンは、歴代の万博にて10回のグランプリに輝き、28個の金メダルを獲得している。
比類なき高精度とハイスペックを備えたロンジンの製品は徐々に話題を呼び、1899年にはアブルツィ公爵の北極探検、1927年のチャールズ・A・リンドバーグ大西洋単独無着陸横断飛行など、多くの冒険家のチャレンジをサポートすることとなる。
特にリンドバークとは関係が深く、偉業達成後に彼が考案したナビゲーションウオッチの構想をロンジンに開発委託。
完成した「リンドバーグアワーアングルウオッチ」が、パイロットの経緯度計算を容易にしたことで、航空時計製造の分野でも確固たる地位を築くこととなったのである。
腕時計の開発では、1936年のキャリバー13ZNや、1947年のキヤリバー30CHといった、いまも名機と称されるクロノグラフムーブメントをいくつも手がけている。
また、機械式時計と並行してエレクトロニクスの分野にも果敢にチャレンジ。
1954年には初のクオーツ時計を開発し、ヌシャテル天文台にて新記録を樹立した。
スウォッチグループの重要なプランドとなった現在のロンジンは、長い歴史のなかで培ってきた高精度の追求、冒険者のアシストと、エレガンスの価値観を元にしたハイコストパフォーマンスウオッチを製造。
これらの製品はいま、世界130か国以上で愛されている。
時計界に果たしたロンジンの役割。それは我々の想像を超えた重要なもの。その歴史と伝統を体現するのが"レジェンド"(伝説)と名付けられたラインであり、2007年は「レジェンドダイバー」が話題となった。
そして2008年。ロンジンはそこにアンティーク市場で圧倒的な人気を誇るクロノグラフを投入した。
それが「レジェンドマリーナ」である。
これは1938年にイタリア海洋地理研究所がイタリア海軍と共同で海洋地理調査プロジェクトを行った際、ロンジンから提供されたモデルのレプリカであり、同プロジェクトの70周年記念モデルである。
ロンジンが保管する台帳によれば、1920年代からイタリア海洋地理研究所に製品の納入を始めており、1926年には54個の船舶用クロノメーターを出荷。
1938年には名作クロノグラフ、Cal.13ZNを搭載するリスト・クロノグラフが、確かに納められた記録が残っているという。
その名作をモチーフとする「レジェンドマリーナ」は、まさに1930年代そのままの角型プッシュボタンを装備し、適度な艶を持つブラック・ダイアルには「イタリア海洋地理研究所」を示す文字が入る。
そしてクラシカルな2インダイアル仕様で、3時にスモールセコンド、9時に30分積算計を装備する。
また、経年変化した色合いを再現する蓄光塗料を塗布したインデックスは、軍用時計に見られる"ヒゲ"付きのアラビア数字を採用し、ダークブルーの針と素晴らしいマッチングを見せる。
まさにロンジン人魂の新作「レジェンドマリーナ」。
絶大な人気を獲得している。
ロンジンヘリテージ ミリタリー1938 Ref.L2.790.4.53.0
29万9250円
オリジナルのシンブルなフォルムを受け継ぐクロノグラフ・バージョン。1930年代と変わらないフラットな縦溝彫りリューズや文字盤のレイルウェイ分目盛りがレトロ感を強調する。3時位置に30分計、9時にスモールセコンドを配置。
コンクェストクラシッ ク Ref.L2.785.4.56.6
22万5750円
ロンジンが現在の世界知的所有権機関を通じて1954年に商標を登録し、数々の傑作に使用してきた「コンクェスト」を冠する一本。縦稿入りの文字盤に6912のみをアラビア数字としたインデックスの組み合わせが上品だ。
ロンジンマスターコレクション Ref.L2.673.4.78.6
34万6500円
ロンジンの技術力が詰まったセミコンプリケーション「バーリーコーン」」装飾が施された文字盤上にクロノグラフ、フルカレンダー&ムーンフェイズ、24時間計まで備えておリ クラシックな機械式の醍醐味が堪能できる。
リンドバーグ アワーアングル ウォッチ Ref.L2.678.4.11.0
51万4500円
伝説のナビゲーションウォッチの現行版。経緯度計測表示を備えた緻密なフェイスや大型リューズなど、当時の意匠をいまに伝える一本。裏ブタはカバー付きのシースルーバック。
レジェンド マリーナ
30万9750円
1930年代スタイルを忠実に再現したリスト・クロノグラフ。やや黄色もを帯びた蓄光塗料入りインデックスも好ましい。価格も納得。自動巻き、Cal.651.3(ETA 2894/2)。パワーリザーブ42時間。37石。クロノグラフ。SS。直径40.0mm。30m防水。世界限定500本。裏蓋にはISTITUTO ID ROGRAFICO R. MARINA」という文字が刻まれ、ロンジンとイタリア海洋地理研究所との深い絆を表している。1938年、海洋地理調査プロジェクトヘの協力に対して、イタリア海洋地理研究所のディレクターからロンジン社へ感謝状が送られている。
ロンジン コンクェストセラミック
23万1000円
SSケース×セラミックベゼルの軽くてタフな新作。セラミックはグレーとブラック。ブレスレット中央駒もセラミック製。クロノクラフは30万4500円。自動巻き、Cal.L633。日付表示。セラミック×SS。直径41 mm。300m防水。
ロンジン アドミラル タキメーター
35万7000円
ベゼル内側にタキメーターを表示するクロノグラフ。他に3針+GMTモデルもある。文字盤はブラック、シルバー、グレー、ブラウンの4色。日本ではブレスレットタイプを販売(プラウンのみレザーストラップあり)。自動巻き、Cal.L705。日付表示。SS。直径42mm。100m防水。
ロンジン マスターコレクション レトログラード ローズゴールド
111万3000円
ロンジンが複雑系に新展開。3レトロと4レトロがあり、3レトロはセンター秒針で3時に日付、9時に24時間、12時に曜日。4レトロは、パワーリザープが省かれ6時がレトロ秒針に。自動巻き、Cal.L698 Longines Exclusive。18KRG。直径41mm。30m防水。
クロノグラフ
時価
ストップウオッチ機能の付いた腕時計、すなわち腕時計クロノグラフはいつ頃から作られたのだろうか。腕時計が一般に普及するのは、第1次世界大戦後だが、クロノグラフはすでに腕時計が誕生してまもなくから開発が進められていた。記録をみると、1910年にモリスが波ベルトの付いたストップウオッチを作っている。また、オメガの広告によると、オメガは1913年にポケットウオッチ・サイズのクロノグラフに皮ベルトを付けて、腕時計クロノグラフを発表した。中心秒針がストップウォッチ針として動き、15分積算計とスモールセコンドを備えていた。さて、このロンジンのクロノグラフはシルバーケースの内側に掘られたホールマークを見ると、1912年に作られたことがわかる。クロノグラフ用のボタンとリュウズがひとつになった、腕時計クロノグラフとしては最も古い構造をもつ時計だ。リュウズの上に重なった小さなボタンを操作して、クロノグラフ機能を作動させる機構だ。またリュウズの上のプッシュボタンを押しながらリュウズを回し、針合わせを行う。
ウイームス・セカンド・セッティング・ウオッチ・大型タイプ
時価
航空機の黎明期から第2次世界大戦期まで航法の基本は天測航法であった。アメリカで「航法の元老」として知られるフィリップ・バン・ホーン・ウイームスこそ、この天測航法の基礎を築き上げた人物だ。大佐として海軍を退役し、90歳でその生涯を終えた彼が残した功績は航法に限らず、多岐におよんでいる。さて、天測航去には4つの機器が必要で、観測用の六分儀、航海暦、天体三角計の計算表、そして計時装置だ。航法用の計時装置としてウイームスが1928年に開発したのが、ウイームス・セカンド・セッティング・ウオッチだ。航空航法に必要とした正確に秒単位まで針を合わせることができる時計で、文字盤中央の小型回転盤を動かして、時報に合わせて秒針を調整する機能を持つ時計だ。軍用時計で「ハック」といわれる秒合わせ機能の先駆けた最初は直径47mmの大型で作られ、後に直径30mmの一般用小型モデルとしてロンジンや、 ロンジンのアメリカ向けブランドであるウイットナーから発売された。リンドバーグはじめ多くの飛行家の必需品であった。
ウイームス・セカンド・セッティング・ウオッチ・小型タイプ
時価
コンピュータがコクピットに導入される以前のパイロットにとって、時計は航法に欠かせない道具だった。航法用としては完璧に正確な時計が必要だが、それは実現し得ないため、パイロットは飛行中に時計の誤差を修正しなければならない。しかし、時速200マイルから300マイルを進む飛行中に、時計の誤差の修正に要する時間そのものが危険にもつながる。そこで、簡単に素早く時報に合わせて秒針を調整する方法を考えたのがウイームスだ。動いている秒針を60に合わせるよりも、ベゼルの数字を針に合わせる方がたやすい。こうしてウイームス・セカンド・セッティング・ウオッチが誕生した。直径30mmの小型タイプは、イギリス空軍のパイロット用としても採用されている。大型同様に15石の手巻きだが、大型が文字盤内部に小型の回転盤を備えているのに対し、小型の方には回転ベゼルが付いている。小型で使いやすいこともあり、軍や民間のパイロットやナビゲーターに限らず、正確な時刻を必要とするエンジエアや放送関係者などにも広く使われた。1940年を代表する航空時計だ。
リンドバーグ
時価
ライト兄弟以来空の男の世界には数多くの勇士が登場するが、チャールズ・リンドバーグほど時代を越えて万人に知られた存在はない。航空郵便のパイロットにはじまり、第2次世界大戦中はアメリカ軍のアドバイザーを務めた彼だが、その名を広めたのは1927年のスプリット・オブ・セントルイス号での単独大西洋無着陸横断飛行だ。この33時間39分の飛行で飛行位置が確認ができる時計の必要性を強く感じたリンドバーグが1930年に1つの時計を考案し、友人であったロンジンのアメリカ支社長に製作を依頼した。それが完成したのは1931年のこと。アワー・アングル・ウオッチともいわれる時間と角度の関係から現在地を割り出す機能を持つユニークな航空時計だ。後に、リンドバーグ・ウオッチと呼ばれるこの時計は、文字盤中央の回転ダイアルを動かし、時報に合わせて秒単位まで時刻を正確に調整できる。またベゼルを回転させ、均時差を割り出すことも可能だ。文軽には時刻と角度が示され、これらの機能を生かしてパイロットは飛行位置の経度を計算する。時計の可能性を提示した傑作だ。
アガシ
52万円
現在のスイス時計の中枢にあるメーカーのひとつが、ロンジンだ。オメガとともに、時計関連企業の集合体であるSMHの中心的存在である。ロンジンが創設されたのは1832年のことだった。オーギュスト・アガシがロンジンの母体となる「レギュル・ジュンヌ&アガシ商会」を設立したことに始まる。1867年に彼の後継者であるエルネスト・フランシロンがスイスのジュラ渓谷の小さな村サンティミエに時計工場を設市し、その土地の名前をとって新たに社名をロンジンと名付けたのだった。ロンジンというのは、フランス語の古語で「小川が流れ、花咲き乱れる野原」を意味し、まさにこの土地を言い表すにふさわしい言葉だ。創設者の名を冠したアガシは、18金の薄く、シンプルでエレガントな時計だ。特殊なモノコック構造とシェイプドサファイアガラスでケースを2層にし、薄くすることに成功した。しかも防水性を備えている。チューリッヒ郊外に住む3人の時計職人のベテランたちが手作りで、年間1,200本を製造するという、まさにスイス時計の技術と伝統美の結晶だ。
1492 クリストバル・C
21万円
ロンジンと探検家との関わりは深い。大西洋横断飛行に成功したチャールズ・リンドバーグ、南極探検に成功したリチャード・バードをはじめ、多くの探検家がロンジンの時計を使った。さて、1992年はコロンブスがアメリカ大陸を発見して500年目だ。15世紀に満足な航海用機器もないまま、大洋を航海したコロンブスは探検家の原点ともいえる。彼の勇気をたたえて、ロンジンは1991年にユニークな時計を発表した。「1492クリストバル・C」だ。大陽針付きのコンパスウオッチで、方位を測るために24時間で文字盤を一周し、太陽の軌道にしたがって動く太陽針が付いている。回転式の半円ベゼルには360度の目盛りが付き、回転ベゼルの半円が盤面に対して垂直に立ち上がり回転する。この半円を立て、太陽針が太陽を指すように時計を向けると、文字盤の12時が真北を指す。サマータイム、 ローカルタイム、時差の調整も可能だ。ケース、文字盤、針のデザインは古代の天体観測儀にヒントを得て、ケースは太陽コンパススタイル、文字盤には航海の頼りとなった8つの風の名前がイタリア語で記されている。
レジェンドダイバー
23万円
アクアラングの発明や潜水艇による海底探査が注目された1950年代を受け、1960年代にロンジンが製作したタイバーズウオッチを2007年に復刻。2時位置のリューズで操作するインナーベセルや、クラシックな文字盤には、深海でも視認性を確保する夜光をたっぷりと塗布している。
「冒険の時代」といわれた19世紀に数々の冒険を記録。20世紀には海洋探査にも同行し、たとえば1953年に深海潜水艇トリエステが達成した、3150mの潜水記録もロンジンが計測している。そんな黎明期に命がけで達成した偉大な記録のオマージュとして、1960年代に製造したのがレジェンドダイバーのオリジナルだ。この復刻モデルは、当時の輝きを今に伝える風格漂うケース形状や視認性重視の無骨な文字盤など、クラシカルなデザインが秀逸。だが、2つのねじ込み式リューズによる300m防水や夜光など、そこに投入されている現代の技術も忘れてはならない。強力なスペックとクラシックな気品が、見事に調和している。価格帯からいって機械式ビギナーに最適なモデルだが、もしそうなら、一異スケにしてほしかった。もちろん、オリジナルは裏スケではなかったわけで、忠実に復刻したばかりに、初心者にとって醍醐味ともいえるムーブの動きが見られないのは残念。
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